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2016-05-06(Fri)

熊本地震 5月6日 赤ちゃんの家にお呼ばれ

4日はいまだ車中泊を続けている友人家族に泊まりに来てもらった。

マンションに住んでいるからこその災害時の大変さをしみじみ思う。

パパさんが「おー!フラットだ~」と布団に寝転がるとすかさず添い寝サービスするレオン・・・(^^;)





一夜あけて5日はこどもの日。

地元新聞には一面でピカチュウの兜が。

子どもたちがきっと笑顔になっただろうね。





うちの子もかぶってみた(笑)





その後はハタチのお嬢ちゃんにべったり。





ようやく近所のスーパーが一部エリア以外は営業再開したので行ってみたら、菖蒲の葉も例年通りちゃんと売ってた。

こんなちいさな事でも感慨深い。

前は1時間近く半身浴していたけれど、まだゆっくりお風呂に入るのはちょっと怖い。

それでも、菖蒲湯を楽しんだ。





翌日6日は、先日行った避難所に追加で支援物資を持って行くため、まずは坪井の保管場所へ。その周辺の道路は地震の影響で通行止めの箇所も多く、なかなか目的地に辿り着けないまま、気がつけば車は熊本城内に入ってしまった。





地震の後初めて近くで見たけれど、石垣の崩れ具合はもちろんだけど、匂いを強烈に感じた。

降り続く雨に晒された古い古い木の匂いが辺り一面に漂ってる。



避難所までの途中には野口健さんが運営してくれているテント村が。





夜は赤ちゃんのお家がようやく片付け終わったよって事で招待されました。

今日もにこにこごきげん。

以前のローテーブルは処分され、新しく置いてあるのはテーブルと椅子4脚。

なんとリサイクルショップで一式で1,000円だったと!

遅くまで音楽談義に花が咲いて、マンションの4階なので余震があったらどうしよう、とちょっとドキドキしてたんだけど大丈夫だった(^^;)

楽しい一夜でした。



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2016-05-02(Mon)

熊本地震 5月2日 益城寺迫地区を通る

避難所になっている老健施設から、以前送っていた支援物資のFAXの返事が来てたので出かけることに。

担当の方が恐縮するので「別の所にも何軒か行きましたから大丈夫ですよ。お持ちしますね。」と言うと「あの辺より更に道路の状況が悪いので。本当に無理せずにできれば、でいいのでお願いします」と言われる。





行きがけに近所の中華料理屋さんで店頭で売ってるワンコイン弁当を買う。



自宅のお水がやっと昨日出たとのこと。店内はまだ入れず。

車内で食べる。



それから避難所へ向かう。

行く前に初めて寺迫地区を通ったんだけどここはあちこちの建物が有り得ない方向を向いて歪み、引き裂かれ、ねじ切られ、今まで見ていた益城の風景の何倍も何倍も酷い物だった。



言葉も無く口をぽかんと開けて見ているばかりだった。

道がかなり悪いので・・と言われた意味が良くわかる。

そこを通り過ぎても避難所までの道は両脇に1階が崩れた家が倒れ込んでいる。



指定避難所になっている老健施設は玄関先まで人が溢れている。

安倍首相も慰問に訪れたらしい。

自衛隊もいる。

担当の人、元気で感じの良い人だった。

口腔内ティッシュとケア用のスポンジが喜ばれる。

業者さんに頼んではいるんですが中々入荷しなくて・・とのことなのでまた持ってきますと言う。



帰り道もため息をつきながらものすごい光景の道路を走る。

ここが熊本なんて信じられない。



それから罹災証明を取る人でごった返している区役所へパスポートの受け取りに。

更新の手続きに来たのは地震の直前だったなぁ。

入口にはメッセージボードが置かれてた。





夜は地震の後初めてウォーキングに。

崩れかかった家や塀の前は足早に通り過ぎる。

食べ放題の焼き肉屋さんが営業を再開してる。

近所の居酒屋さんが店頭で焼き鳥を焼いてる。

聞けば明日から店内で営業の予定とのこと。

うちの近所は復旧が進んでいるけれど、まだ大きなスーパーは店内補修のため営業していない。

そして益城のあの惨状を見ると一体どれくらい復旧に時間がかかるんだろうと改めて思う。

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2016-04-30(Sat)

熊本地震 4月30日

午前中歯医者さん。そのままジムに行ってみる。

もちろんまだ休業中。ちょうど店頭で給水中。

この辺りはまだ断水中なのかしら。

私がいつも行ってるジムはモール(といっても平屋ばかり)の中にあり、モールの中のお店はまだまだ営業出来てない感じ。

それでも餃子の丸岡が営業してた!

今夜は車中泊からようやく自宅に戻れて先日ガスも復旧したという友人夫婦と地震の反省会の予定なので40個買って帰る。



帰宅してしばらくするとえらい元気な声が外から聞こえてくる。

窓をあけると、隣の家の壊れたブロック塀の片付けに大勢のボランティアさんたちが来てくれている。

隣は盛り土していて車が入れないので人海戦術で壊れたブロック塀をバケツリレー方式で次々と震災ゴミ置き場に積んでいく。



ボランティアリーダーの元気な声が響き渡りそれだけでこちらも元気になる感じ。

うちの前にリーダーの車が停まっていて、見ると茨城のステッカーや東北のステッカーがたくさん貼ってある。

そういえばこの間鬼怒川の氾濫があったばかりじゃないか。

本当に災害ってのは日本中どこにでも起きる可能性があるんだ・・・。



ボランティアさん達の癒しになればとレオンを外に係留(笑)



若い女性にもふられて喜んでおりました。



今日で4月が終わり!地震も今日で終わりって事で「反省会」と友人が名付けた今夜の飲み会。

こちらがもてなすつもりがオードブルやグラタン、お庭のバラまで逆に頂いちゃった。





話題はやっぱり地震の時どうだったか。

奥さんが話した「そろそろ家の中に戻ろうかって戻ったら♪ピロリロピ~ってご飯が炊ける音が聞こえて笑っちゃった」という話でみんなで笑ったり。

今までも2人とは仲良くしてきたけど、やっぱり同じ経験をしたって事で何か少し親密さが増したような気がした。



それにしても綺麗なバラ。

自然は恐ろしくもあり美しくもあり。

人間がコントロールできるものでありできないものであり。







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2016-04-29(Fri)

熊本地震 4月29日 南阿蘇へ

東北の知人から「こちらに嫁いできている知人のご実家が避難されてる阿蘇の小学校が物資が全然足りてないらしい」との連絡をいただく。

ツイッターの拡散希望もそうだけど、確かにその時点ではそういう事実があっても翌日には解決しているというケースが多い。

情報はどんどん古くなる。

それも念頭に入れつつ物資を積み込んで地震後初めて阿蘇に出かける。



昨日の食べて飲んで第2弾を予定してたからだ。

南阿蘇で南インドカレー(あら!南繋がり)のお店を営む友達のお店もようやく今日から開店!とのことで、こりゃ行かなんたい!と行く予定にしてたのでその途中西原村、南阿蘇村と移動しつつ避難所になっているいくつかの小学校、中学校に口腔ケア関係の物資が足りてるかを聞きながら行くことにした。



めちゃめちゃ良い天気ですわ。

ていうか地震以降曜日日にち感覚に若干うとくなってたけど世の中的にはGWだったんですな!!



うちから南阿蘇村は1時間半くらいで行けるのだけど普段は第2空港線〜西原村から俵山トンネルというショートカットのバイパスを通って行く。

現在地震の影響で俵山トンネルが通行不可。

こりゃ南阿蘇遠いぞーと思ったけど、いやいや通称グリーンロード使えばそれほど時間かからずしかも綺麗な景色付きで南阿蘇まで行けるんだね。



阿蘇自体住宅が少ないけれどやはり古い農家が多いので家屋の倒壊がかなり目につく。

上布田なんて地名を見ると、今までは気にもしていなかったけどこれ布田川断層帯の布田かな・・・なんて思う。



まだまだ断水が続くこの辺の地区。

自衛隊の人たちも本格的に常駐してお風呂を設営してたりする。

かっこええー!!



友人の家は水は湧き水で潤沢にあるけど電気が来ないとか、地震で温泉が枯渇したとか水前寺公園の水が干上がったとか。

地形と水脈って改めてめちゃめちゃ影響しあってるんだなぁと思う。



数件回った小中学校の避難所はどこも物資は潤沢にありきちんと機能している。

東日本大震災の時に思ったけれど、一人ひとりの能力の差はもちろんあれど、日本という国の底力、公務員の能力、使命感はすごいもんだと思う。

お役所仕事と揶揄されることもあるけれど、非常時には臨機応変の対応が必要とはもちろん思うけど「非常時でもマニュアルを堅持することの大切さ」てのも秩序を維持するためには必要じゃないかと思うわけです。



相馬からのキッチンカーも来てくれてたよ。嬉しいなぁ。





途中熊本の乳製品会社「らくのうマザーズ」が営む「阿蘇ミルク牧場」へ。

ソフトクリーム食べたいけど中に入場しないと買えないみたい。

らくのうマザーズの工場も被災しているので入場料350円、ええーい復興支援だと払って中で食べたよ美味しいソフト。

ゴールデンウイークなのにお客さんぽつりぽつりしかいなくて寂しい。





友達のお店は長い間停電していたけれどほぼ無傷。

熊本で一番美味しいカレーは健在。

いる間「大分で震度3」とかニュースが入ったりしたけど揺れる事はなかった。





帰りに「あそ望(あそぼう)の郷久木野」に寄ったら自衛隊の野営地になっていた。

ミーティングみたいなのをしてて超かっこよかった。





もう20年越えのオットの古いバックパックを使ってるので、さすがに新調しましょうやとモンベルで新しいバックパックを調達。

軽くてよさそう。





結婚して熊本に来て23年たつけど、やっぱり熊本の自慢は阿蘇。

友達が来ると必ず連れて行く。

何度行っても飽きることの無い四季折々の雄大な景色。

カーブを曲がる度に違った景色が広がって感動する。

道路が復旧されて早く観光客でいっぱいの元気な阿蘇に戻りますように。





夜は赤ちゃん一家と久しぶりにみんなでご飯。

パパが先に帰っちゃった後ママと夜中までいろんな話を。

ママと赤ちゃんだけお泊まり(´∀`)

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2016-04-28(Thu)

熊本地震 4月28日 益城の避難所と熊本の繁華街

預かった支援物資を非常用寝室の納戸に運び込んでしまったのでまた寝室で寝ることに。



ていうか何日か前にオットが「あー!こんなとこで寝てたらだめだ!ちゃんとベッドで寝よう!」と寝室に戻っちゃったんだけど、私はそのあとも寝てたけどこれを機に日常を取り戻すか!



そしてお向かいの奥さんは昨日3,000グラム越えの元気な男の子を出産!

引っ越ししてすぐ新しい場所でこの地震。不安な中ママもお姉ちゃんも頑張りましたね(´∀`)



支援物資いくつかの避難所に電話をしてみるもかなり潤沢に物資は行き渡っているらしい。

と思っていたらオットがあるクリニックのHPで「〇小に全く支援物資が足りません」という文章を発見。

さっそく電話してみると疲れた声の校長先生が出て「歯磨き粉が全然足りないんですよ。みんなで使い回してる状態で。」との事でさっそく出かけることに。

×小も消耗品はいくつあってもいいのでとのことなのでこちらも行くことに。



〇小についた時はちょうど自衛隊の人達がおにぎりを持って来てくれてたんだけど、ここは他の避難所みたい物資の受付場所も無いし、なにか全体的に統率が取れてないというか雰囲気が暗い感じがした。

役所的なネームプレートをつけてる人もなんだか精気がない感じで、結局避難してる人の中のボランティア(ガムテープに名前書いて貼ってた)おじさん的な人に渡す。

体育館の中は段ボールで仕切りがしてあるようだった。



次に×小へ。

ここはかなり大きな敷地を持ってる。

駐車場がわりのグラウンドへ車を停めるが連日の雨でぐちゃぐちゃ。

後ろのトランク開けたら、ひゃー・・・支援物資が転がり出て泥だらけ(>_<)

わたわたしてたら頭にドナルドダックの帽子かぶったその辺のおっちゃんがタオル持って手伝いに来てくれる。

「すみませんねぇ」「支援物資を持って来たんですが逆にお手数かけまして」などと言っていたら「どうもありがとうございます!わたくし校長の〇〇です!」って。

ええーっ??!!

このおっちゃんが校長先生?^^;

しかしこの校長、只者ではないぞ。すごいムードメーカーだと思った。

(後日新聞に載ってた)

避難所となっている体育館に先導してくれたんだが、行き交う子供達がみな先生に声をかける。先生も子供達に声をかける。

その自然さがすごく素敵で、〇小学校との差をものすごく感じる。



物資受付の窓口もきちんと機能していて高知県の職員さん達が応対してくれていた。

今日から益城町の災害FMラジオ局もオープンとのことで全体的に明るい雰囲気だった。



その後大規模な避難所となっている益城町総合運動公園へ。



駐車場は満杯。空いているところも石やクーラーボックスなんかがおいてあって場所取りがされている。夜はここで車中泊されるのだろう。



ちょうどお昼時で俺たちの吉野家が炊き出しに!





体育館はかなり広い場所だけど通路に毛布を敷いて寝ているお年寄りもいる。

ペットと一緒に避難している人たちもいる。

洋服や支援物資が段ボールに入ってまとめて置かれていたり携帯の充電ブースがあったり。

入口の歯科医師・衛生士さん達による口腔ケアコーナーでは取材する昨日の御客人らの姿も。

別棟に行くとはしゃぐ子どもたちの姿と一緒に遊んであげているボランティア達の元気な声が響く。

壁にはイラストを交えてエコノミークラス症候群に注意!と書かれた体操の仕方や、うがい手洗いの敢行などの張り紙がたくさん。

〇小、×小と違って、一時的な避難場所というより長期的な避難場所となることを見据えてコミュニティ作りが着々と進められている感じを受けた。

帰り道でも他県からのたくさんの支援車を見かける。





家に帰って遅いお昼ごはん食べてから本日の活動報告作成。



さて。

我が家はガスを使ってないので身近に感じなかったのだけど、水に加えてガスの復旧も遅々として進んでいないとのこと。

そのせいでお街のお店は中々営業再開できないと。

そんな中SNSで「本日より営業再開です!」と嬉しいお知らせを何件かオットがチェックしていた。



行くでしょ。

何も力になれない私達の得意分野。

飲んで食べて。



ボロボロになった熊本城も今日からライトアップを再開するらしいとの噂も聞いたけど残念ながら時間が合わなかったのか見られなかった。



2週間ぶりのお街。

14日に一人で来た夜の後に前震があったから。

確かに人通りは普段の2割くらいか。



知り合い姐さんに電話するも行きたいけどまだとてもじゃないけどそんな気になれないということで。

そうだよな。普通みんなはそうなんだよ。でも私たちは奇跡的に被害ないから行くんだよ。



まずはイタリアンBUNZOへ。

お客さんは最初私達以外3人。

結婚が近いお嬢さんのようで、KKRホテル(お城のすぐ近く)で披露宴するから熊本城で花嫁姿前撮りしたという話をしてるのを耳にする。

それは今となっては貴重な写真だよね!という話に「そのとおりだよなぁよかったね」と心の底から思う。

メニューはいくつかの限定メニューなれど美しいゴルゴンゾーラオムレツ。







2件目バーKIBARASHIへ。

少し前から営業してたようだけど、ホテルの1階という立地のせいか被害は少なくボトルもほぼ無事だったとのことで無事を祝って乾杯。

お客さんは他県からの支援の人らしい二人。





上通りのお店も本日より営業がちらほら。







大好きもんじゃの文重庵に行ったらなんと明日からの営業再開らしい!

今日行けなかったのは残念だけど再開おめでとうございます!





傷ついた中にもパワーを感じた中心街だった。

やっぱ現場に行かなきゃですな。





最後はピアノバーtwo fiveへ。

陽気なマスターの相変わらずのキャラに安心する。

お客さんは私達の他に一人だけだけど、どこで地震に会ったか、その後どう過ごしたかなんて話がそれぞれ延々と続く。

みんな話したいんだよね。吐き出したいんだよね。吐き出すことで楽になる。

「micoちゃんのボトルは割れとらんもんね。ひゃはははは!」と出されたボトルを飲み楽しい一夜を過ごしました。



地震の後に100均で買った材料で作ったマスター自慢の耐震ボトル棚(笑)





うちは被害がないから常々申し訳なく思いがちなんだけど、十人十色、誰にも誰の身にも思いにもそれぞれの震災ストーリーがある。

この同じ時に、同じ熊本に住んでいる者同士がたくさん会ってたくさん話して相手の立場をわかろうとして話を聞く。

それってこれからの熊本の大きな力になるんじゃないかって思った夜でした。



日付変わって真夜中過ぎの下通り。

もう少ししたらまた普段の賑わいを取り戻すでしょう。

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プロフィール

micomico03

Author:micomico03
旅とおいしい物とおいしいお酒を愛する、昭和30年代最後のぎりぎり生まれちゃん。
好きなものはドラマ、あまちゃん・デスパレートな妻たち・アグリーベティ。一人旅、夫婦旅。

自信のあるところは体力と気力。自信のないところは継続的努力。

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