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2011-12-10(Sat)

母の死

この四月からPTAの役員をしてる。

たまたま執行部に誘ってくれた人がいて、そして、他の方達もみんなすごくいい人だってので、やってみようかなって思ったというご縁で。

役員は新体操部の父兄が割と多く、その関係で、11月13日に新体操部の新人戦の応援に行った。

初めて見たけど、どの子も素晴らしい動き。美しくて、みんな仲が良くて一生懸命で。

息子がスポーツやらないので、「こんな高校生もいるんだ…」(いや、こっちが普通か)と、別の世界を見ているようでとてもよい経験になった。

そして父兄の応援がまたしっかり一つになってる。

新体操は結構小さなときから同じクラブでやっているということで、みんな姉妹みたいに一緒に大きくなるそうだ。

お母さんたちが衣装や小道具を作ったりするのもフィギュアの世界と似ていると思う。



それから3週間ほどたった12月3日、会長からメールが入り、役員の奥様が亡くなったという知らせを受けた。

新体操を見に行った時に、ご挨拶して、一緒に応援してお話もした方だった。

ものすごく元気にご夫婦で応援されてた。娘さんが一年生なので、団体戦で「失敗して足を引っ張らないといいんだけど」と心配しながら一生懸命応援していらした。



次の日みんなで告別式へ。

娘さんのお友達が本当にたくさん参列してくれていた。

一緒に新体操してきた子たちにすれば、単に「友達のお母さんが亡くなった」というだけの感情より、もっともっと深いものがあるのだと思う。



5年前に一度は治癒したがんの再発という事だった。

私より5歳年上。



もちろん、母親が亡くなるという事は誰にとっても計り知れないショックだろうけれど、小さな時から「母娘二人三脚」の色合いが濃い競技をやっていた親子の場合は、更に大きな意味合いを持つだろう。



母親を突然に失った、彼女の事を考えていて。

私が勝手につらつら思ったことだけど。

多分、一時は競技をやめるか、できなくなるかの状態になってしまうと思う。一番大きな支え、なんというか、本当に素直な感情「お母さんにほめられたい!」「優勝してお母さんを喜ばせたい」という単純な感情が根底にあるなかでやってきたことが、がっつりその根っこを奪われてしまう状態になってしまうと思う。

むごいよね。わずか16歳で母親との別れを経験しなくてはならない。

それはそれで、もちろんとても悲劇的なことなのだけれど。

でもふと、考えた。

若くして母を亡くすという経験は、彼女にとってこの先どういう影響を及ぼすのだろう。

とりわけ、新体操の演技に。

失ってしまった大きな愛、深い悲しみ絶望的な喪失感。そういう感情があるという事は、人としての生き方を、静かに、でも確実に変えるだろう。

それが彼女のこれからの演技に与える影響を告別式以来ずっと考えていた。



そんな時に、浅田真央選手のお母さんの訃報を聞いて、フィギュアの事は全然詳しくない私だけれど、

「ああ。きっと真央ちゃんは乗り越える。そして、最近は、少女から「女」になった(表現力も体つきも)と言われているけれど、更に全ての悲しみや喜びを包み込んでしまう「女神」にまで昇華してしまうような演技ができるようになるんだろうなあ」と思った。



こと、芸術に関しては「欠けている」という事はすべての創造の原動力になると思う。



踊りというものは太古から「奉納」するものだった。

真央ちゃんの踊りは、これからは「見てもらう」ものではなくて「捧げる」ものになるんじゃないかと思う。

彼女の、身体能力とセンスに、この神憑った感情が加味されれば、それはもうすごい次元の演技になるのではないかと。

そして、母親とは、そこまで考えて自らの生き方までコントロールしてるのではないか…なんて。

もちろん考え過ぎなんだけど。

考えちゃったな。









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2011-12-05(Mon)

指宿砂蒸し初体験

お寝坊さんですので、起きてすぐにチェックアウト。

朝食兼昼食はもちろん「天文館むじゃきの白くま」に決めてた。



お店の雰囲気は、まさに香港の麺粥屋さん。

メニューを見ると中華料理が多いし。

むじゃき。。。不思議な空間だ。

昼前11時くらいなのに、出張っぽいサラリーマンがビール飲みながらチャーハン食べてたりするし。



まあ、とりあえず白くま!

直後、隣の席に若い観光っぽい男の子2人連れが座って、白くまを頼んだんだけど、「ハーフ」とか。

しかも、「じゃ、俺は抹茶のハーフで」「なら俺はストロベリーのハーフにしようかな」などとなどと。。。。。男なら正統派「白くまレギュラー」で行こうよ。お願いしますよ。





キター!

元祖白くまフルサイズ。

ちょっと飲み過ぎた次の日には最高の朝ご飯です。



食べ始め。11時9分。





ほぼ上部切削完了。

ちょっと体寒くなってるけど。

これ、おいしいわ。氷ふわっふわだし、練乳が甘くて優しい。

フルーツもすごくおいしい。

この時点でカメラの時間は11時19分。





そして完食。

11時27分でございました。



至福の18分。





身も心も冷えきった後、鹿児島中央駅へ。



思ったより指宿行きの電車が少ない。

快速的なのを逃したので、各駅で。

でも、とても情緒のある(何にも無い)駅舎が続く路線。

聖子ちゃんの「赤いスイートピー」が脳内に流れるような景色。







やはり電車の旅はいい。

指宿駅につくと、これがまた拍子抜けするような小さな駅。

正直、私のふるさと寂れたみなかみ温泉の駅前の方がにぎわってますよ。

電車で来る人なんていないんだろうな。

観光バスのお客さんが多いんでしょう。



タクシーで「砂蒸し温泉センターお願いします」と行き先を告げると「はいよ、ここからだと680円だけど600円でいいよ。」と。

温泉センター砂楽(さらく)はとてもきれいな施設で、受付で900円を払うと浴衣を貸してくれる。

裸の上から浴衣を羽織り、外の砂蒸し場へ。

生憎、雨のため、今日は浜辺ではなくて屋根付きの場所だった。





晴れてたらここなんだけどね。

すごい湯気。



客層は卒業旅行的な若い男女グループが多い感じ。

あいてる場所に寝転がると、両脇におばちゃんが立って、スコップでざっざっと体全体を砂で埋めてくる。

閉所恐怖症の気がある私は、この時一瞬息苦しくなって「ちょ!まっ!」と思ったんだけど、顔が埋められる事はないのでなんとか深呼吸してクリア。ふあー。。。







しかし、この体の芯にじわっと働きかける温かみは本当に気持ちいい。

砂の重さ、熱さ、何とも言えません。

埋もれながら、足腰の悪いばあちゃんを一度で良いから連れてきてあげたいなあ、と考えていた。

それほど、体に良さそう。

注意書きには10分くらい入るのが良いです。後は体調に合わせて、とあったので、私はとりあえず15分を目標に。

埋められてすぐに、隣におやじさんが埋められたので、心の中で「よし、この人が出たら私も出よう」と一人対決宣言。



しかし。



出ねえよ、このおっさん全く出る気配ないよ。

しかも、めっちゃ気持ち良さそうにくつろいでるよ。

でも、私だって乗りかかった船(自分で勝手に)、負ける訳にはいかないさ。

25分頑張りました。

おっさん出る気配無いどころか、いびきかいてる。



泣く泣くギブアップの屈辱。



一応携帯をビニール袋に入れて持って行ったんだけど、砂掛けスタッフが(若い男の人も多い)「写真撮りましょうか?」と言ってくれます。

砂埋められ写真、良い記念になったよ。



その後はルートが決まっていて、砂だらけの浴衣を脱ぐ場所があり、温泉へ続いてる。

髪も砂がついてるので洗い落としてお風呂できれいにします。



3階の軽食コーナーでとりあえず生ビール



でも、人誰もいないの。

立ち食いそば的な感じのお店で。

とりあえず、自家製お漬け物の盛り合わせを頼んだんだけど、これがうまい!



素朴な普通のなんだけど、多分、山菜に詳しい、自分で山歩きする人の漬ける漬け物。

あー。書いてたらまた行きたくなった。

今度はオットと行きましょうかね。



すっかりリフレッシュして、ご本尊様と会う時間も決まって、また鹿児島中央駅へ戻る。



そして、じゃじゃん!



黒豚しゃぶしゃぶ~。

なんかすごい高級なお店で。

しかも、おご馳走になってしまい。

ふっと入った鹿児島スイッチで出かけた一泊二日のプチ旅も、出会った皆様のおかげでとても濃いものになり、(そして毎度ゴチになり)改めて感謝感謝のmicomicoでございます。







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プロフィール

micomico03

Author:micomico03
旅とおいしい物とおいしいお酒を愛する、昭和30年代最後のぎりぎり生まれちゃん。
好きなものはドラマ、あまちゃん・デスパレートな妻たち・アグリーベティ。一人旅、夫婦旅。

自信のあるところは体力と気力。自信のないところは継続的努力。

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