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2008-04-16(Wed)

10冊目 疾走


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上下巻とも一日で読んでしまった。
この人、ビタミンF書いた人だっけ?なんか全然イメージ違うんだけど。
文章がうまいかどうかはわからないけれど、とにかく引き込まれる。
引きずり込まれる。

このひりひりした焦燥感あふれる文章と、うってかわって静謐な感じの文章。
それが交互にやってきて、読むの止められないって感じ。

自分の子供に読ませたいかっていうと、読ませたいの半分、読ませたくないの半分。
この物語の最後で私は泣いてしまったのだけど、ここから
救いとか救済とかそういうの感じ取れるかどうかっていうと、多分息子はまったく無しだし。
早熟で多感で、群れない中学生だと何か感じ取るだろうかな。

Amazonの書評を見てみたけど、何人かいた。
「主人公と同じ14歳のときに読みました」
おそらくは文学少女なのだろうけど、ほとんどが感動したと書いてる。
一方私のような大人の立場では、中学生に読んで欲しいかと言われたら、微妙・・、と書いている人が何人かいる。

そうだな~。
この最後の場面の、小さな庭に降る一筋の光のようなあかりを、この絶望的な物語のひとつの救いと見るのは、大人になってからの方がいいかもね。

泣いてしまったのは、私が失った赤ちゃんにつけようとしていた名前がふいに出てきたからでもあるのだけど。

私はこの本を読み始めて、これは「旅本」だと思った。
旅本ってのは私が勝手に言ってるんで、居心地の良い自宅で読む本(家本)と、自分がホームを離れて他人に囲まれて移動してるときにこそ読む本ってことで、定義はなく、直感で決めてますが。
で、旅本なんだけど、今日すぐ読みたい。でも、今日は普通の日で、島原に牡蠣喰いに行く自由もない。
なので、ファミレスで読んだww

うん、これはおすすめですよ。やはり。







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プロフィール

micomico03

Author:micomico03
旅とおいしい物とおいしいお酒を愛する、昭和30年代最後のぎりぎり生まれちゃん。
好きなものはドラマ、あまちゃん・デスパレートな妻たち・アグリーベティ。一人旅、夫婦旅。

自信のあるところは体力と気力。自信のないところは継続的努力。

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