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2008-07-30(Wed)

ぼくすいくん


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昨日、本屋さんで立ち読みしてたら、20代のお嬢さんたちがおやじの酒場で飲む!みたいな本があってその巻頭にこの言葉が書いてあって私はもう打たれたね。

人の世にたのしみ多し然れども 酒なしにてなにのたのしみ

ばーい、若山牧水。

今の若い子達は、飲まない、車に興味ない、旅行に行きたいと思わないんだって。
私、このみっつこそが若さと思うんだけどね。
酒飲んで我を忘れたい、車にお金費やして日常をぶっとばしたい、旅に出て自分を変えてみたい。
そゆことに興味がないわけだ。
まぁ、無理強いはできんけどね。

私の今年の目標は、「休肝日365日のうち5日達成」だったので、すでに達成されてます。
もう7日お酒飲まない日があったの。
それは、もうなんていうか、すごく具合が悪くてとてもじゃないけどお酒を飲むとか、人生を楽しむとか考えられない日。
そんな日が今年もう7日間もあったってのがすごいな。
私がお酒飲めない日というのは、本当に具合が悪い日だから、月に一度くらいは胃痛&無気力で寝てた日があるのか~って感じ。
あぁ、健康の有難さよ。

物心ついたときから家族親戚全員お酒飲んでました。
それはもう奄美大島とか宮古島とかそんな感じで。
毎晩夕飯が宴会なんだよね。
肉体労働が主な人たちだから、5時にはあがってお風呂入って6時から宴会。
神棚にあげたお神酒を必ず最初に飲ませられるのが私。
本家のおじちゃんが、子供男三人なんで、とにかく私のことがかわいくてかわいくて、いつも隣に座らされて小学生の時から一緒に飲んでた(爆)
でも、おじちゃんはパラオとかミンダナオとか行ってたから、戦争の話も私は1人で結構聞いてたんだ。
おもしろかったな~。写真とかもたくさん見せてもらったし。軍歌もおぼえた~。
ラバウル小唄とか、いつも普通に歌ってたもんね。
この時の経験が、のちにバブル時代におやじキラーとしていかされたな(爆

母いわく、うちの祖母は16歳でたった一人で父母が死に、きょうだいが出て行った農家に住んでて、そこに祖父が婿に来たらしい。
祖母は気丈でしっかりしたひとだった。
学校とかは出てないけれど、裁縫も料理もなんでも完璧にできて、村の中でも人望を集めてて、婦人会とかそういうのもかなりしっかりやってたらしい。村の中で困ってる人の面倒をきちんと見てあげてたって。

逆に、お婿にきたおじいちゃんは、写真で見るとめっちゃいい男。
2人とも、私が生まれる前に亡くなってるんで、私は実際のおじいちゃんおばあちゃんを知らないのだけど。
おじいちゃんは、堅実なおばあちゃんと違って、典型的な婿さん気質。
村のイベントで歌舞伎もどきやったり、踊ったりして、結構な遊び人だったらしい。
普段おばあちゃんに頭上がらないから、酒屋さんで酔って来てその勢いで家に帰っておばあちゃんになんやら文句を言ってたらしいけど、そこはおばあちゃんの方が上手で、かなり遠くから聞こえてくるおじいちゃんの上機嫌の歌が聞こえるや否や、腕まくりして着物の襟を正して玄関に仁王立ちで待ち構えたんだって。

11人の子供を産んだおばあちゃん。
母が言うには、子供たちに柱や床をぴかぴかになるまで磨かせ、40歳過ぎても白髪ひとつ無い自分の長い髪をつげの櫛できれいに梳かせて、夜になると囲炉裏端に座り、着物の胸をはだけて(おっぱい丸出し??!!)焼酎を飲みながら、悪さをする子供を火箸で叩いてたらしい・・・・・^_^;??
で、外で飲んで勢いつけないと帰ってこられない、へたれのおじいちゃんを、待つという・・・・・。

格好よすぎだろ、それ。

かっこええなぁ。


オットの実家は、親戚づきあいはほとんどないので、それはラクっちゃぁラクなんだけど、もしも、付き合いがあったとしたら、すごく楽しかっただろうな~と思うときがある。
なんか、「おじさん・おばさん」という、社会的拘束力はないんだけど、でも、頭が上がらない人たち・・・というのが私はすごく欲しい。
なんか、そのしがらみに巻き込まれたい。
あぁあぁまったくもううるさいおばさん・・・と言いながら、お付き合いをしていくそういった人間関係が、今ないので。

なんか、「micomicoちゃん~」と言っていらん世話焼いてくれるおばさんが1人いるといないとでは、親戚への帰属意識がかなり違うかな。
「そんなお腹出るようなズボンはいてたら、子供産めなくなるよ」(もう産まないっちゅうねん)・・・みたいな余計なおせっかいとか、「「一人っ子はかわいそうよ、やっぱり兄弟がいないと・・・。今からだって大丈夫でしょ」みたいな無茶ぶりとかね。いわゆるオバサンにありがちな。

そういうのを鬱陶しいと思い、そういうのから逃げてやる!と思い、今はまったくそういうのにわずらわされなくていいんだけど、逆にちょっと寂しいなんて、私もそうとうわがままだね。
オットのお母様も姉さんや妹さんもほんと私のこと自由にさせてくれて、いわゆる「○○家の嫁なんだから」みたいな事はいっさい無しなんで。
まぁ、実際そうだったらかなりなストレスだろうから、私の場合は、ほんと同居して頑張ってるお嫁さんとかに言わせれば「何贅沢言ってんだ」ってことだけど。

若山牧水って、私の実家のある町にしょっちゅう遊びに来てたんだよね。
なんか、町のあちこちに「歌碑」がある。
小さいときはなんじゃこれ、って思ってたんだけど、牧水とか、与謝野晶子のもある。
あと、太宰治は心中未遂おこしてるし。

そういえば、霧島のキャンプ場のお風呂にも晶子の歌が飾られてたよ。
そこは「牧園」という場所なんだけど「牧園になんちゃら踊りを見に行こうと言われたけど、結局男がこなくて1人爪を切ってるのさ」みたいな感じの歌が大浴場に飾られてます。
彼らフリーダムだったんだなぁ。

与謝野晶子と若山牧水は夏休みの宿題でちょっと調べてみようぞ。






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プロフィール

micomico03

Author:micomico03
旅とおいしい物とおいしいお酒を愛する、昭和30年代最後のぎりぎり生まれちゃん。
好きなものはドラマ、あまちゃん・デスパレートな妻たち・アグリーベティ。一人旅、夫婦旅。

自信のあるところは体力と気力。自信のないところは継続的努力。

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